「私は、会社、具体的には工場とは、多くの人々がそれぞれのアイデアや技術を持ちより、高い品質基準を維持しながら、できるだけ速く、効果的で、競争力のある方法で共通の目標を達成する場所でなければならないと考えています。
そして、そのために必要な情報は、そのプロセスに関わったすべての関係者が共有し、それを再現したり、改善したりできるようにしなければなりません」 - サン・マウリーツィオ・カナヴェーゼ (トリノ) にある OMCR 社のゼネラルマネージャー Zentilin 氏の言葉です。
今、私たちが経験している産業革命においては、「統合」という言葉がキーワードとなっています。これは、物理的なマシンを作り出すすべてと人間の知的能力や人工知能の結合を意味しており、多大な努力とチームワーク、そして IT によるサポートがあってこそ初めて到達されるものです。
「私の会社では、マシン上行う加工作業に対応する工具リストが電子シートにまとめられており、スピーディーかつ簡単に更新したり、共有したりすることが困難でした。時間を最適化しようと工具リスト同士を比較するのですが、それは非常に大変な作業です。その結果、加工プログラムにかならずしも適していない工具リストを使って生産を行うため、生産開始までに時間がかかり、生産効率が損なわれ、本来ならば回避できるはずの調達コストが発生してしまっていました。衝突しないと確信できていない状態でサイクルテストを行うということは、修理費用や通常より長いダウンタイムが発生することになるのです」
Zentilin 氏は次のように続けます。「そんな思いから、会社に役に立ちそうな管理ソフトウェアを探し始めたのです。こうしてまずは、共通のインターフェースでさまざまな機能やデータ送受信を統合できる IT ツールを探りました。
TP32 には私たちが探していたものだけではなく、それ以外のものが含まれていました。
この工具管理ソフト TP32 のおかげで、簡単で直観的で使い勝手の良いひとつのツールで生産プロセスに関連するすべてを接続できることができました。
このアイテムがもたらしてくれるカスタマイズ性の高さとコンサルティングのおかげで、工程を混乱させることなく、工具の管理をよりスマートかつ直線的にできるので、次が可能になりました。
- 在庫と引き受け業務に応じた工具の仕入れプログラミング
- 加工に使用する工具の完全トレーサビリティ
- 工具リスト作成の最適化
- 専用の統合されたコネクタを介して直接インポートされた CAM 用工具の TP32 モデリング
- ヒューマンエラーと衝突の可能性を排除するプリセッタからの工具オフセット値の直接取得と TID (工具自動識別システムと CNC マシンのインターフェース) を介したマシンオフセット値リストへの直接送信
- 消費や業務、移動、在庫、工具の在庫状況に関するデータのリアルタイムレポート
新たなビジネスニーズによって改善のチャンスが生まれるたびに、TP32 とそのチームは、うちのリアルとやり方に最適なソリューションの紹介と共に、我々をサポートしてくれました」
TP32 が目指すのは、問題が発生した状況における問題を解決、分析することです。本当の強さは、ビジネスパートナーとなるお客様との協力関係です。企業が抱える課題に極めて柔軟に対応する力があるからこそ、ユーザーとサプライヤーのオープンで自由な関係を可能にしているのです。
企業ごとに求めるものは異なります。各企業の生産ニーズを理解することができるからこそ、期待どおりの結果を出すためにご提案するソリューションを可能な限りパーソナライズできるのです。
すべてはお客様のニーズのために！
